メガバンクまでの道のり
こんにちは。
Revd Advisory(レヴアドバイザリー)株式会社 代表の湯田平です。
これまで融資の話の中で一番借りやすい日本政策金融公庫をお勧めしておりましたが、信用という観点で考えるとメガバンクと取引できるようになることが融資におけるひとつの目標と言えるでしょう。
しかし創業して間もない状況でメガバンクに行っても、門前払いとなる可能性が高いです。
メガバンクと取引できるようになるためには、どういった手順が必要かを解説します。
そもそもメガバンクとは
日本では三菱UFJフィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループが3大メガバンクとして有名ですね。
ちなみにこの3大メガバンクにりそなホールディングスと三井住友トラストホールディングスを加えると大手銀行5グループ、さらに新生銀行とあおぞら銀行が加わると大手銀行7グループと呼ばれます。
実はメガバンクには明確な定義があるわけではなく、巨大な資産や収益規模を持っていて、日本各地に支店を持ち、海外取引も積極的に行う銀行や銀行グループのことを指します。
メガバンクの融資のメリット
一番のメリットは資金が豊富なので、融資額が非常に大きいことです。
日本政策金融公庫の融資上限は、融資制度にもよりますがせいぜい5,000万円程度。
しかしメガバンクではこれが軽く億単位に。
例えばソフトバンクは3大メガバンクからあわせて1兆円を超える融資を受けています。
(出展:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55848990Q0A220C2EE9000?unlock=1)
融資期間も長く、業績が良ければ金利が比較的安くなるという点もメリットのひとつです。
また全国各地に支店やATMがあるというのも、何気にメリットだったりします。
メガバンクで借りるには
とにかく信用が大切です。
ここでいう信用とは、金融機関から見る信用のこと。
無借金経営を誇る経営者もいますが、金融機関から見ればこれは信用はマイナスじゃないけどプラスでもないという状況。
実際に金融機関から融資を受け、ちゃんと決められた返済計画を履行できてきたかという点が、金融機関が経営者を見る重要なポイントです。
また年商規模や成長性も重要なポイントの一つ。
いくら信用が高くても、いつもギリギリな経営をしていてずっと成長がないと融資は難しいでしょう。
あなたが融資担当者だとした場合、どんな企業にお金を貸したいか、どんな企業ならリスクが少ないか、と考えることが大切です。
メガバンクから融資を受けるには、信用を高め会社を着実に成長させていくことが重要です。
- 日本政策金融公庫
- 信用公庫
- 地方銀行
と順番に付き合っていく幅を広げ、純資産が厚くなったタイミングでメガバンクの戸を叩くといいでしょう。
そのためには長期的な成長計画が必要です。
融資の最大目標の一つ、メガバンクと取引したいというかたは、ぜひ当社にご相談ください。