上場の意義(1/3)
こんにちは。こんにちは。
Revd Advisory(レヴアドバイザリー)株式会社 代表の湯田平です。
今回の新型コロナウイルス感染症の影響でさまざまなビジネスにおいて影響が出ていますが、なんと今年上場する企業数は昨年の企業数を上回ったと言うニュースがありました。
(出展:https://www.coindeskjapan.com/90129/)
12月は駆け込み上場が増える月ですが、まさか昨年を超えるとは!と少し驚かされました。
なぜそこまでして経営者は上場したいのか。
前々回の書評の中で、上場について当社は肯定派とお話ししましたが、今回はその上場について触れていきたいと思います。
そもそも上場とは
証券取引所において、自社の株式を公開して誰もが自由に購入できるようにすることです。
英語だとIPO(Initial Public Offering = 新規株式公開)と呼ばれますね。IPOも上場も同じ意味です。
これまで創業者のものであった会社を、公のものにする行為とも言えますね。
株主はその会社の株式を買うことによって、配当を得たり(インカムゲイン)、売買差益を得たり(キャピタルゲイン)、株主優待を得たりすることができます。
主な株式市場
特に東京証券取引所の東証一部、東証二部、東証マザーズ、JASDAQが有名でしょうか。
その他にも大阪には大阪取引所、愛知県には名古屋証券取引所(セントレックス)があり、東証とあわせて日本の三大市場と呼ばれています。
また北海道には札幌証券取引所(アンビシャス)が、福岡には福岡証券取引所(Qボード )が存在しています。
上場の条件
それぞれの市場において上場の条件が変わりますので、条件が厳しくないマザーズの場合を見ていきましょう。
条件が厳しくないといっても、かなりの数の条件と審査をクリアしないといけません。
それらをすべて記載すると量も多く上場コンサルタントみたいになってきますので、、重要なポイントのみに絞ってお伝えさせていただきます。
<条件>
- 高い成長性がある企業
- 時価総額が10億円以上(上場時の見込みでOK)
- 株主数が200人以上(こちらも上場時見込み)
・・・etc。かなり端折りました(笑)
<審査>
- 事業内容やリスク
- 経営の健全性
- ガバナンスや管理体制
・・・etc。こちらも端折りました(笑)
などなどが厳しくチェックされ、すべてクリアできると晴れて上場となります。
といったところで本日はここまで。
次回はそこまでして上場する理由、つまり上場のメリットについて見ていきたいと思います。
上場に限らず財務に関することなら、当社HPよりお問い合わせください。