【初心者向け】貸借対照表とは?(2/4)
こんにちは。
Revd Advisory(レヴアドバイザリー)株式会社 代表の湯田平です。
これまでポイントポイントで解説してまいりました貸借対照表。
前回に続き、貸借対照表(B/S)について解説してまいります。
B/Sの見方
- B/Sは右からはじまる
- 左右の合計はいつも等しい
- 主語はいつだって「会社」
具体的な数字を挙げながら解説していきます。
A社という会社が資本金として100万円を調達し、そのお金を使いパソコンを購入したとしましょう。
その場合は以下のようになります。
さらにA社は銀行から100万円を借入金として調達します。
現金170万円の中から100万円をつかい、商品(在庫)を仕入れました。
100万円の商品(在庫)のうち半分の50万円分が売れ、売上100万円となりました。
今度は新たに100万円の商品を掛けで仕入れました。
掛けとはいわゆるツケのことで、代金を後で支払うという取引です。
150万円分の商品(在庫)の中から100万円分を掛けで販売し、売上210万円となりました。
項目がいろいろ増えてしまいましたが、B/Sの流れは理解できてきましたでしょうか。
B/Sの右側に調達してきたお金を、左側にその運用を記載します。
大まかに表すと次の図のようになります。
これをさらに細かくすると・・・
このようなB/Sになり、こういったB/Sは経営者であれば一度は目にすることとなります。
いきなり上記の図のような項目を覚える必要はありません。
B/Sを見る上でのルールから覚えていきましょう。
今日はこのくらいで、次回はもう少し細かくB/Sを見る上でのルールについて解説していきます。
それでは。