【初心者向け】貸借対照表とは?(1/4)
こんにちは。
Revd Advisory(レヴアドバイザリー)株式会社 代表の湯田平です。
これまでポイントポイントで解説してまいりました貸借対照表。
今回はこれまでのおさらいも含めて、貸借対照表の概要を説明していこうと思います。
おそらく全四回になる予定ですが、あくまでも予定です。。
ではさっそく。
財務三表のキホン
会社を経営していくと、次の財務三表という言葉を耳にすると思います。
損益計算書(P/L)
企業の会計期間中における収益と費用を表すもの
貸借対照表(B/S)
企業の一時点(通常決算期末)における財産の状態を表すもの
キャッシュフロー計算書(C/F)
企業の会計期間中における現金の出入りを表すもの
会社の経営状況を可視化する資料としてこの財務三表は非常に重要です。
しかしながら経営者の皆さまは「売上大好き!」という方が多く、損益計算書ばかりチェックしがちです。
会社がどのくらい稼いだか、損益計算書の数字がどのくらいに上がっているかということは重要ですが、会社の財務状況はどうなのか、貸借対照表は今どうなっているのかということも非常に重要です。
貸借対照表とは?
バランスシート(Balance Sheet)といい、省略してB/Sと呼びます。今回も以降はB/Sで通します。
貸借対照表の役割は主だって2つ。
期末時点での財産の状態を表す
期末とは会社の決算の時点ですね。財務状態とは、手元に現金がいくらあるのか、口座にはいくらあるのか、いくらお金を借りていて、、などなど。
会社のお金にまつわるすべての状態です。
詳しくは次回解説していきます。
資金の調達と運用の状況を表す
当たり前ですが会社を動かすためにはお金が必要です。
自分で頑張って貯めたり、銀行などから融資を受け集めたりしたお金をどう運用しているのか。
B/Sを見るとどこからどのくらいお金を調達していて、それがどう活用されているのかがわかります。
こちらも詳しくは次回にて。
次回からは実際にB/Sを具体的な数字をもとに見ていきましょう。
次回まで待てない!財務状況が危うくて早く助けてくれ!というかたは、ご相談にのりますのでご連絡ください。