Revd Advisory株式会社の代表ブログ

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<納税のすすめ>会社経営で大切なこととは?

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こんにちは。

 

Revd Advisory(レヴアドバイザリー)株式会社 代表の湯田平です。

 

突然ですが、会社を経営する上で大切なこととは何でしょうか?

 

いろいろなものが同時に大切なので、決まった正解や不正解がある問題ではないのですが、

 

会社を潰さないこと

 

これがひとつの正解だと考えています。

 

 

 

会社を潰さないなんて当たり前ですし、遊びや税金対策で経営をしてでもいない限り、自ら倒産させたいなんて方はいないかと思います。

 

しかし、会社は潰れます。

 

起業してから10年以内に90%もの会社が潰れるなんてデータもあります。

 

みなさん会社を潰させたくないと考え、必死で経営しているんですが、それでも10社に9社という高確率で潰れてしまうんです。

 

ではどうすれば会社を潰さず存続できるのか。

 

前置きが長くなりましたが、今回はこのテーマでお話しします。

 

 

 

節税をやめ納税しよう

 

いきなりなんのことだ?と思われるかもしれませんが、納税こそが会社を倒産させない方法のひとつなのです。

 

納税すると国が会社を守ってくれる、というわけではないので悪しからず。

 

納税しようが節税しようが、守ってくれるときは守ってくれますし、見捨てるときは非情なまでに見捨てるのが国です。過度な期待はもたないように。

 

ではなんで納税する必要があるのか?について説明します。

 

 

納税をするということは、会社が利益を上げているということ。

 

反対に節税をするということは、会社が利益を上げていないということ。

 

正確には利益が上がっていたにもかかわらず、納税を嫌うばかりに経費などで利益を食い散らかしているということです。

 

 


利益を上げると利益剰余金が積み上がり、結果、純資産が積み上がります。

 

純資産とは、会社の体力そのもの。

 

今回のコロナ禍のような問題がおきて売上が落ちたとしても、しっかり蓄えがあれば会社を潰さずに済みます。

 

 

さらに純資産が厚いことで、売上が減少する場合でも借入など様々な選択肢が出てきます。

 

収入も現金もなく返済のあてがない人にお金を貸すより、収入はないかもだけどしっかり蓄えがある人にお金を貸した方が安心できますよね。

 

誰だってそう考えますし、金融機関だってそう考えています。

 

出資や融資を受ける門戸を広げておくことで、倒産のリスクを下げることができます。

 

 

 

 

税理士の中には、節税を勧めてくる方も多くいらっしゃいます。

 

確かに一時的にはそれでいいのかもしれませんが、会社の未来を考えた場合、節税は悪手だと断言できます。

 

もし節税を勧められたとしても、本当にそれでいいのか一旦止まって考えてみてください。

 

そして節税に疑問を感じることがあれば、ぜひ当社にご相談ください。

 

少なくともあなたの顧問税理士よりは、あなたの会社の未来を考えられます。

 

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