<書評>「節税・無借金」経営は今すぐやめなさい
こんにちは。
Revd Advisory(レヴアドバイザリー)株式会社 代表の湯田平です。
先日、こちらの本を拝読しました。
タイトルからして当社の考えていることとぴったりですね!
ぜひ見かけることがあれば手に取ってみてください。
今回はこちらの書評をひとつ。
内容
儲かる会社を作りたければカネを借りまくり、法人税を多く払え!税理士やコンサルタントが絶対に教えてくれない「企業とカネ」の正しい考え方。
(BOOK」データベースより)
前半はタイトルにある通り、節税と無借金のデメリットとついて触れ、後半はどちらかというと経営ノウハウの内容となっております。
いきなりお札を燃やす話にはしびれましたが・・・(色々な意味で)
あまり多くのことを語るとネタバレ(?)になるかと思いますので、気になる方は購入して読んでみてください。
書評
前半の節税・無借金の考え方については、まさに当社の考えていることの通りのお話をしております。
無借金では信用がつかないので借りれるときに借りて信用を築いておく。
税金を払ってでも利益を追求し純資産を厚くする。
など。
本ブログでも度々伝えてきたことですね。
ただ、ひとつ相違があるとすれば、上場について。
著者は上場はするものではないという上場否定派でした。
上場すれば大きな資金を調達できるが、株式配当を考えると金融機関から借り入れした方がコスト面でも良いし、上場の継続コストが高いという理由です。
確かにその通りですが、上場のメリットは資金調達だけではありません。
本のテーマから逸脱しないように資金調達のみに絞って上場に触れていると思いますが、読む側もそれを意識しないと「上場にはメリットがない」と錯覚してしまうので注意が必要ですね。
当社としては上場は肯定派。それについては後日触れていきたいと思います。
といった感じですかね。
本はハウツー本でも小説でもノンフィクションでも、好き嫌いせず読んでいると、意外と思わぬところで「あ、それ私も読みました!」といって意気投合することがあるのでいいですね。まあ本に限ったことではないのですが。
仕事仕事ばかりですとどうしても自分の視野が狭くなりがちですので、みなさまも息抜きがてらに読書でもいかがでしょうか。