融資で金利よりも重要なこととは
こんにちは。
Revd Advisory(レヴアドバイザリー)株式会社 代表の湯田平です。
金融機関から融資を受ける際に、どのような条件で融資を受けるのがベストかご存知でしょうか。
もちろん出来るだけ金利を安くし、月々の返済額を抑えるようにしたいと考えるのが普通です。
しかしそれ以上に、何年で返済するか、つまり返済期間を長期にすることが大切です。
一般的な金利相場
金融機関や会社の状況(貸し倒れリスク)や担保の有無、期間などの条件によって金利は変動はしますので、こちらでご紹介するのはあくまで一例になります。
日本政策金融公庫(新規開業資金の場合)
金利:1.1〜2.8%
銀行
金利:1.0〜3.0%
カードローン
金利:4.5〜18.0%
もちろんこの金利よりも低い金利で借りられている方もいれば、高い金利で借りている方もいらっしゃいます。ご参考までに。
また、銀行の金利の種類として固定金利と変動金利があり、どちらになるかは審査によって決まります。
借入期間が短いほど金利が安くなる
金利を低く抑えるために、長期借入ができるのに短期で借りられる方がいらっしゃいます。
何か考えがあって、敢えて期間ではなく金利を選ぶ分には問題ありませんが、目先の金利だけしか見ていなく短期を選ぶことはNG。
先にも言っている通り、融資において重要なことは金利よりも期間。
「長期で借りるために、金利は高くなってもいい」くらいの気構えが重要です。
長期返済のメリット
なぜそこまで長期にこだわるかというと、これは今までも何度も本ブログで言ってきた通り、現預金が重要だからです。
1年で借りてしまったら、1年後にはそのお金が手元に残りません。
これを5年や7年、10年といった長期での借入の場合、1年後に残るお金は借入した額の80%から90%(利息除く)。つまりほとんどのお金が残ります。
相当不利な条件でなければ、基本的には長期返済が借入の最優先事項です。
経営者の目先の課題は、会社の成長と存続。
現預金の確保はこの存続に直結する重要なポイントです。
当社ではどうすれば好条件で融資を受けられるかというノウハウを持っていますので、融資でお困りなら当社にご相談ください。